銀座しまだ内科クリニック

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銀座しまだ内科クリニック コラム

銀座しまだ内科クリニック

第3回 千葉経口糖尿病治療研究会in東葛南部にて講演をさせていただきます。

ご無沙汰しております。

今回、2019年10月18日(金)に千葉県 幕張にて第3回 千葉経口糖尿病治療研究会in東葛南部にて講演をさせていただくことになりました。

研究会にて講演させていただく時間の都合上、当日午後の外来終了時間を17:30に変更させていただきました。患者様には大変ご迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ありませんがご理解のほど何卒よろしくお願い致します。

なお、当研究会は医師のみの参加になっており、研究会で勉強してきたことを後日、こちらのコラムにてご報告させていただく予定です。

 

小生が依頼いただいた内容は、添付させていただいた資料のごとくパネルディスカッションにて実際の糖尿病を合併した脂肪肝の患者様に対して、どのように診断して、治療行うのかとのテーマであります。

小生の講演内容の概略は、

  • 患者様がどのようなきっかけで当院にご来院いただけるか。
  • 当院で活用している肝硬度測定法の肝フィブロスキャンとシェアウェーブ(shear wave)の2種類の肝エラストグラフィ特徴と使い分けについて。および肝硬度と体組成計Inbody 770のデータの関連付け。
  • 脂肪肝を診断、治療するときに注意しなくてはいけない他の肝疾患(除外診断)。
  • 実際の治療

 

その後、糖尿病を専門とする3名の先生方と40分間ほどディスカッションを行う予定となっております。

 

小生の演題に先立って、非アルコール性脂肪肝では日本の第一人者のひとりである角田 圭雄先生からNASH合併糖尿病について1時間ほどスペシャルレクチャーがございます。

 

角田先生は非アルコール性脂肪肝では学会をけん引する著名な先生であり、脂肪肝関連のメディアにも多数出演されているのでご存知の方も多いかと思います。

 

学会は分刻みの限られた時間の中で行われるため、自由に質疑応答することも困難な場面があります。しかし今回はよりフランクな研究会であり、小生も角田先生の講演にて多いに勉強し、また脂肪肝診療の上で苦慮している点などについてご質問もさせていただきたく思っておりますので、後日、本コラムでご報告させていただきたいと思っております。

 

また、この研究会で勉強できた内容を今後の医療に役立てられるように努力して参ります。

 

2019年10月15日

文責:銀座しまだ内科クリニック 院長 島田昌彦