銀座しまだ内科クリニック

一般内科、消化器内科、肝臓内科
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銀座しまだ内科クリニック コラム

銀座しまだ内科クリニック

花粉症の季節  ヒスタグロビン注射 早めの投与をお勧めします

ヒスタグロビン注射をお考えの方は、シーズンが始まる1カ月前に始めることをおすすめしています。

 

なぜ早めに始めた方がいいの?

わたしたちの体内ではアレルギー物質・抗原(花粉など)が侵入すると、それに反応してIgE抗体が作られ、マスト細胞の表面に付着します。再び体内に抗原(花粉)が侵入すると、マスト細胞の表面に付着したIgE抗体がすばやく抗原(花粉)と結びつき抗原の活動を抑え込みます。その際、マスト細胞が刺激されマスト細胞の中にあるヒスタミンなどの化学物質が放出されます。このヒスタミンが、くしゃみ・鼻づまり・鼻水・目のかゆみの原因となるのです。

ヒスタグロビン注射は、このアレルギー反応の元になるヒスタミンの過剰な発現を抑制し、また、好酸球浸潤を抑制してくれます。

ヒスタグロビン注射の効果発現は緩徐で、注射後3~4週間を要します。そのため、シーズン前に始めることで、体内でアレルギー反応が起き、ヒスタミンが放出されてもヒスタミンの発現を抑制しているので、アレルギー症状を弱めることができるのです。

また、当院ではアレルギー諸症状の鎮静化に効果的なノイロトロピン注射も併せて行っていますので、ヒスタグロビン注射とノイロトロピン注射との相乗効果が期待できます。

(効果には個人差があります)

治療法は週に1~2回 計6回を1クールとして注射を行います。

投与上の注意点など掲載中のコラムに記載がありますので合わせてご確認ください。

 

ヒスタグロビン注射・ノイロトロピン注射は予約制ではございません。

希望の方は、どうぞお気軽にご来院ください。